酒屋の宅飲み

酒屋に勤めるサラリーマンが自宅で飲むお酒のレビュー

ジャン マリー フーリエ ブルゴーニュ ピノノワール

ジャン マリー フーリエ ブルゴーニュ ピノノワール

ドメーヌ フーリエはジュヴレ シャンベルタンに本拠地を構えるブルゴーニュの生産者で、ブルゴーニュファンなら誰しも憧れる名生産者。しかし、所有する畑は決して広くは無く、ブドウの樹も高樹齢でブドウ収量も自然と少ないため入手困難なワインの一つです。

 

そのため、2011年に買い付けブドウによるワイン作りを行うネゴシアン業を始め、そちらのワインはジャン マリー フーリエの名前で販売されています。これはそのネゴシアン物の中でもスタンダードな品ですがそれでも決して入手が容易ではなく、また価格も8000円程度と決して安い物ではありません。

 

ブルゴーニュ風牛肉のワイン煮込み、ブッフ ブルギニョンにしました。オシャレですが、言ってしまえばフランス風の肉じゃがたいものです。当然、ブルゴーニュのワインに合う料理の定番。

 

フーリエはこれが初めてで、価格が価格なだけに複雑で理解困難な味かと思ってましたがスタンダード品ゆえにかなり素直な味わいです。シンプルに美味しい。複雑味はあまり感じ取れず、柔らかな酸味と明るい果実味があります。ただ、手ごろなブルゴーニュ ピノノワールとは違い、かなり余韻は長めです。

 

まったく硬さは無いので、2日目でそこまで変化がありそうな気はしませんがとりあえず半分残して冷蔵庫に保管しておきます。