酒屋の宅飲み

酒屋に勤めるサラリーマンが自宅で飲むお酒のレビュー

ジャン マリー フーリエ ブルゴーニュ ピノノワール(2日目)

saito0701.hatenablog.comこれの2日目。

 

ほぼ同じ食卓です。ブッフ ブルギニョンは煮込み料理なのでそれなりの量を作りました。そして妻の口には合わなかったため一人で食べてます。

 

元々このワインにあまり固い印象、近づきがたいような印象は無かったのですが、より親しみやすくなりました。やはり安物とは異なり抜栓から2日目程度で大きく香りを損なったりはしていません。かわいらしい赤いベリー系の香りです。

 

ドメーヌ フーリエのワインに限った話なのか分かりませんが、このフーリエのワインには還元臭と呼ばれる硫黄やゆで卵のような香りを感じるが、少し時間が経つと(酸素に触れると)この還元臭が抜けてフーリエのワイン特有のフーリエ香が感じられる、と聞いたことがありますが、今回飲んだこのネゴシアン物にはそんな深く考えさせられるような要素はあまり無く、ただただ無垢なピノノワールの旨味がありました。

 

還元臭について補足すると、ブドウ果汁をアルコール発酵させる過程で酸素が足りなかったときに発生する硫化水素が原因と言われています。決していい香りではありませんが、グラスに注いで空気に触れさせていると薄まっていきます。

 

ドメーヌ物(自社畑で栽培されたブドウで作ったワイン)を飲んでみたいものですがかなり高額な上に、運に恵まれないと入手すら困難です。輸入元の割り当てに期待してます。