酒屋の宅飲み

酒屋に勤めるサラリーマンが自宅で飲むお酒のご紹介

サッポロ エビス

f:id:saito0701:20211128234321j:plain

サッポロ エビス

言わずと知れたプレミアムビール。東京の恵比寿に由来しています。今現在もプレミアムビールに限った人気で見れば1位かと思いきや、2008年にサントリープレミアムモルツに抜かれています。

 

エビスがどうこうというよりサントリーが凄すぎです。2002年に酒類業界に入ったのですが、その当時はアサヒの富士山(2007年に終売し、2021年4月6日よりイオンで数量限定で再販)よりマイナーなプレモルがここまで来るとは想像できませんでした。これというのもビール事業の46年間の赤字を耐えきれる体力と体育会系らしい力業の販売力のなせる業です。46年です。始めた時の新入社員は赤字のまま現役引退するような年月です。

 

知人、お子さんをサントリーに就職させたい方は何かのスポーツの1本、長年させておくと好印象です。営業マンのほとんどがバリバリの体育会系で、とくに投げ出さずに長年同じスポーツをやってる方が多めです。妻もサントリーの子会社にいましたが水泳、ダンスを長年やっていたことが面接で好印象だったとか。

 

サッポロビールは2006年にはアメリカのスティールパートナーズに買収されるのでは?との状況に陥りましたが最終的には守りぬきました。というかサッポロが事前警告型買収防衛策を導入していたため、スティールは表向き友好的に買収をしかけてるくせに経営陣との折り合いが悪すぎです。「大阪工場閉鎖は我々の提案」と言う一方で経営陣から「その証拠はない!」と言われたり「エビスブランドは売却してはいかがか?」とよかれと思って逆鱗に触れたり笑顔で煽りすぎです(下っ端がニュースを見ていただけの感想)

 

そんなエビスですが、売上ランキングではプレモルの後塵を拝することになってなお、プレミアムビールとしては印象がいいようで、ネットのアンケートレベルでは1位となっているものが多いようです。じゃあ買ってくれってのがメーカー側の心の声でしょう。

 

今現在、エビスをどう宣伝しているか知りませんが、私が見ていたTVCMでは特に冬に鍋などの味わいの濃い、重いものと合わせるイメージで宣伝していた印象です。

 

f:id:saito0701:20211128234327j:plain

多分、もっといい物と合わせてほしいのかもしれませんが、豚キムチにも負けない濃いビールであることは確かです。豚キムチはどんなダメな肉でも同じ味になるし、ご飯がたくさん食べられるので貧乏な学生のころからよく食べていました。

 

ビールにも大きく分けて二種類あり、食事を美味しくするタイプ(スーパードライなど)とビールそのものが主役になるタイプ(エビス、プレモルなど)があると思ってます。ウチの上司はのど越し重視で「エビスは重い」という感想ですが私は好きです。この辺は好みですね。

 

男梅サワー、ネクターサワー、レモンザリッチ、エビスビールなど個人的に刺さる商品をリリースしているビールメーカー四天王最弱のサッポロには頑張ってほしいものです。

カペル ヴィニョス ラ ガイア ティント(2日目)

f:id:saito0701:20211124232117j:plain

saito0701.hatenablog.com一般的に渋みの元であるタンニンは酸素と結びつくこと(酸化)で落ち着くため、抜栓して24時間後には果実味、渋味、酸味のいずれもゆるやかに落ちるのですが特にこの渋味が柔らかくなります。

 

ラ ガイアは元々果実味がほぼ無く、残念な渋味と酸味をもった赤ワインです。2日目にして渋味はやはり落ち、薄っぺらい酸味だけが残りました。しかし、冷蔵庫で冷やしていたためやや飲みやすくはなっています。

 

思えば、このワインは元々適温が低いのでしょう。赤ワインではありますが、少し冷やしてダメな部分をごまかせば少しは楽しめる部分もあるといった具合です。

 

さらに

f:id:saito0701:20211124232057j:plain

f:id:saito0701:20211124232051j:plain

ワインの細かな部分がまるで分らなくなるおつまみ登場です。ワインにチーズとはよく言いますが、私自身は繊細なワインにはオススメしません。舌が鈍り微妙な味わいを感じ取れなくなってしまいます。

 

そんなティスティングではなく、カオールやアルゼンチンのマルベック、アメリカの安いカベルネやジンファンデルなどの強い味のワインを楽しむときはこういうおつまみも持ち出します。

 

ラ ガイアのダメな部分がさらにごまかされ、多少飲めるようにはなりました。でも、リピートは無いかな。

カペル ヴィニョス ラ ガイア ティント

f:id:saito0701:20211124232104j:plain

カペル ヴィニョス ラ ガイア ティント
  • 生産国:スペイン
  • 生産者:カペル ヴィニョス
  • 輸入元:ネスコジャパン
  • ブドウ品種:モナストレル、ボバル

※改めて記載しておきますが、このブログは私の個人の感想を正直に掲載しています。

 

ドラッグストアで298円という、容量あたりではスーパードライ以下の価格にひかれて購入。ワンコインワインという単語は私が小売りのバイヤーを行っていた時もしばしば使っていた言葉ですが、それを大きく下回る価格です。

 

ワインの輸入にかかる費用は

 

生産者価格(蔵出し価格)+物流費+通関費用など

 

になります。細かく上げると色々ありますが、ヨーロッパのワインは2019年2月の日欧EPAにより関税が撤廃されたのは嬉しい事です。これら混みでも298円で販売し、ネスコジャパンにもドラッグストアにも利益があるとはどんだけ元の価格が安いのやら。

 

高ければいい物であるとは限りませんが、いい物は高いのが現実です。しかし「いい」という主観は、嗜好品である酒類では人によって大きく異なります。新入社員に研修でよく話すのですが「200万以上するロマネコンティと500円程度のアルパカを飲み比べさせたら、おそらく10人中8~9人はアルパカの方が美味しいというと思う」というのが持論です。

 

だから、安くて自分の口に合うワインを探すのが楽しいのです。そしてチャレンジしたこのワイン。経験上の最低を更新

 

果実味がほぼ皆無で薄っぺらく、雑な渋味と酸味が際立ちます。一言でいうと不味い。人件費込みでもグラス100円で提供するサイゼリヤのワインがいかに凄いか再認識させられます。あれは絶賛するほど美味しいわけでは無いのですが、赤も白も否定する要素がありません。食卓の主役にはなれませんが、料理を引き立てるものとしての働きは申し分ありません。

 

f:id:saito0701:20211124232110j:plain

軽めの赤ワインをイメージして、チーズリゾットに合わせたつもりですがそんな小細工ではまるで歯が立たないほどダメ。

 

酸味があるワインは2日目に冷やして飲むと少しはまともな表情を見せるものですが、これは果たしてどうなるか。

ホッカイドウハイボール ガラナ風味

f:id:saito0701:20211017195341j:plain

ホッカイドウハイボール ガラナ風味

道民の味、ガラナ味のチューハイ。職場に「そこまででは無い」と否定する北海道出身者がいますが、内地ではあまり飲まれない一方で北海道ではコーラのようなポジションのドリンクとして定着しています。しかしその北海道出身者の彼もセイコーマートは全国展開していると思っていたようです。

 

ガラナは元々ブラジル原産の植物の名前で、北海道に自生している植物ではありません。このガラナをアンタルチカ社(現:アンベブ社。アンハイザー ブッシュ インベブの子会社)がドリンクにしたものです。

 

1950年代、世界がコーラに支配されようとしていることに国内の飲料メーカーが危機感を覚えて対抗策を練っていたところ、ガラナが人気(というか本家)のブラジルではコーラが苦戦していると分析し、ブラジル大使館の協力を仰ぎ、全国清涼飲料協同組合連合会(現:日本コアップ(株))を設立し、日本独自のガラナドリンク「コアップガラナ(協同のcooperation+UP)」を作り、日本に広めました。

 

日本人好みの味にしてはみたもののイマイチ定着しなかったが、コーラのボトラー網の設立が遅れた北海道では無事生き残ったというところです。

 

北海道フェアの時には必ず見るガラナドリンクですが、普段はあまり見向きもされませんね。北海道以外のメーカーでは東京のホッピービバレッジや神奈川の川崎飲料などが作ってはいますがコーラの出荷量と比べると雀の涙です。それでも固定したファンは関東にもいるようです。

 

ペプシ派とコカコーラ派の争いを遠くから眺めているドクターペッパー派には刺さるかもしれせん。

熱燗&たこわさ

f:id:saito0701:20211118230154j:plain

熱燗&たこわさ

人様のブログを拝見するとイカの塩辛とサンジョヴェーゼという綱渡りのようなペアリングを模索していたり、ワインキラーとすら呼ばれるイクラとやや甘口のワインはどうかと知恵を絞られている方もいます。

 

ワインの可能性を探求する楽しさはよく分かりますので、失敗したとしてるものも興味深く拝見しています。そういった意味でこのブログも参考にしたり人柱として見ていただきたいものです。

 

先日のブログでも書いた通り、生魚にワインを合わせることはそこまで難しいことではなく、ちょっとした寿司屋でも雑味の無い白ワインをオススメしています。ウチの得意先のお客様の寿司屋でもまぁまぁお高いワインが出荷されています。食べ物の格に飲み物の格を合わせることはペアリングの基本です。

 

問題はワサビです。この日本特有の香辛料はあまりにもワインと相性が悪く、淡泊な味わいの白身魚を無難に包み込む綺麗な香味のシャルドネ、具体的にはルイ ラトゥール(基本的に綺麗で控えめなワインを得意とする生産者)や樽を使わないシャブリが多少危なげながら仲良くやっていたのにワサビが壊していきます。

 

このワサビには私が試した限り、香草系の香りのソーヴィニヨンブランや中華とすら合わせられるコート デュ ローヌのロゼ。しっかりとした味のスパークリングワインである、クレマン ド ロワールなどではまるで歯が立ちません。オレンジワインは試してませんがちょっと期待薄めです。思考停止と言われようとやはり日本酒になってしまいます。

 

ようやくちょっとは寒くなり、熱燗が美味しくなってきたのでたこさわと熱燗にしてみました。妻が年下なもんで晩酌にこんな組み合わせで楽しんでいると「オッサンがいる」言われますが、イカの塩辛、キムチなどと熱燗は好きな組み合わせです。そもそもまぎれもなくオッサンです。

 

とは言え、私が熱燗を飲み始めたのは大学生のころからです。学生時代に居酒屋でアルバイトをしておりしょっちゅう熱燗を注文するお客さんがいたので「そんなにいいものなのか?」と思い飲み始めたのがきっかけです。飲み始めた当初は美味しいとも不味いとも思わず、買った以上仕方なしに飲み続けていたら食べ物次第ではビールよりお互いが美味しくなると気づいたものです。

書きながらワサビとシェリを試して無いことに気が付きました。マンサニージャと呼ばれるタイプのシェリーはサンルーカル デ バラメダという海沿いの町で作られる、ほのかに潮っぽさを感じる辛口のシェリーです。軽快ですが白ワインほどペアリングにおいてデリケートさが無いためワンチャンあるかもしれません。少し手持ちのお酒が減ったら検討してみます。

日本盛 晩酌

f:id:saito0701:20211118230148j:plain

日本盛 晩酌
  • 生産者:日本盛

日本酒、それもパック酒はめったに飲みませんが冬は熱燗が飲みたくてなんでもいいから安い日本酒を購入しています。

 

f:id:saito0701:20211118230201j:plain

やはりお刺身には日本酒です。刺身はワインを合わせるには非常に条件が厳しい食べ物です。例えば白身とレモンのようなさっぱりとした辛口のセーヴル エ メーヌは悪くありませんがマグロには微妙です。さらに言えば白身カルパッチョなら相性抜群ですが、醤油をかけると白ワインとケンカします。マグロには一部のサンジョヴェーゼやピノノワールを合わせることも可能ですが醤油やわさびの香味と合うとはいいがたいものがあります。

 

ビールやハイボールは合うも合わないもなく、互いに邪魔はしない程度。やはり刺身や寿司には日本酒です。ワインと寿司、刺身の組み合わせは意外性もあって興味は尽きませんし、生ガキにシャンパーニュなど素晴らしい相性のペアリングもありますが「何も無理してまでワインにしなくても、、、」というのが色々なお酒が好きな私の個人的な感想です。

 

冷酒、冷や、ぬる燗などだとちょっとだけいいお酒で飲みたいものですが、熱燗だと私の舌には安酒で十分です。立ち寄ったドラッグストアで一番安かった晩酌パックにしました。2Lで750円はワインではありえない価格です。安さは宅飲みの非常に重要な要素です。

 

これだけ持ち上げて何ですが、晩酌パック、口に合いません。冷や(常温)で飲んだ時「?」と思ったものの、熱燗にすれば何でも一緒だろ考えはしたのですがやはり微妙。昨年は宝酒造の天パックにして大当たりだと思ったのですが、さすがになんでも一緒というワケにはいきませんでした。

 

やはり嗜好品、好みが出ますね。

ミツカン ヨーグルト黒酢

f:id:saito0701:20211117213153j:plain

ミツカン ヨーグルト黒酢

休肝日の楽しみ方の一つです。酢のドリンクはそこそこ刺激があり、お酒の刺激が欲しい時に悪くないです。

 

知ってるようで知らないメーカーなので調べてみたら江戸時代中期の1804年創業というからすごい物です。ミツカンってこの三本線に輪っかの「三つ環」からきているんですね。

 

もうちょっと調べたら何やらドロドロしたお家騒動が出てきました。

 

当主に息子がおらず、娘二人。長女独身、次女が結婚(婿養子)

婿養子は金融業のキャリア、苗字は捨て、さらに奥さんが亡くなった時に財産を受け取る権利まで放棄しての結婚

次女夫婦に息子が生まれたところ、婿養子が追い出される。

 

詳細はそれぞれお調べください。婿養子の話ばかりがマスコミやネット上で上がってますが、次女や当主側の意見があまりできません。この手の話は双方の話を聞かないとフェアではないもんですが、それにしても息子と引き離された親の気持ちは分かります。

 

結構ニュースになったようですが全く知りませんでした。お家騒動なら〇塚家具の方が色々有名じゃないでしょうか?

 

商品を見る目が変わるような話をネットで目にした上に

f:id:saito0701:20211115220821j:plain

休肝日だというのにすごくビールが飲みたくなるような晩御飯。息子がいい子だったので大好物のグリルポテトを作ってあげたのだとか。妻はグリルポテトと称してますが、レンジで熱してから、揚げ焼きしたものなのでフライドポテトと呼ぶべきかグリルポテトと呼ぶべきか分かりません。

f:id:saito0701:20211117220424j:plain

息子は現在3歳ですが既にカウンターで飲むのがお気に入りの模様。ハイハイしながらカウンターで飲む父を見上げていた時は「もう19年経ったらここの使い方を教えてやるからな」と言っていたのに、すでに風呂上がりの飲み物はここで楽しみたいとせがんできます。

 

血は水より濃いとはよく言ったもんです。婿養子の方もまた息子さんと生活できるといいのですが、、、、