ソグラペ マテウス ロゼ(2日目)
saito0701.hatenablog.comこれの2日目。
ハッキリ言ってワインの様子はほぼ初日と変わりません。合わせたのはカニカマに白だしで溶いた小麦粉で衣を付けた揚げ物。
食事もそう、クセの強い物では無いこともあり、無難な合い方です。そういった意味ではローヌのロゼやキャンティ、ソアヴァ、ボルドーとは別枠で「いつでも開けられるワイン」として重宝しそうですね。
世界一かどうかはとにかく、これが「ベストセラーワイン」と聞いても大して疑問を抱きません。いいワインです。
ソグラペ マテウス ロゼ
世界的なロングセラー商品。やや甘口、微発泡性のロゼワインです。20年ほど前に本で知った時は「ワインの単一商品としては世界No.1の販売量」との事でしたが、現在はどのようになっているのか。大げさな宣伝文句が大好きなサントリーが公式HPでそのように謳っていないところをそうではないのでしょう。
チーズリゾットと海藻サラダ。珍しくも無い食卓とは思います。合う、合わないというより安心感のある味です。甘いのですがあっさりしており、主張が弱いため食事とケンカすることもあまりないでしょう。
広く飲まれているのはそんなワインが多いのでしょうね。ワイン通は個性の際立つワインと絶賛しますが、広く世に親しまれるもの、売れているものはそんな大衆向けの物です。微発泡なのがまた、甘口ながらも食事後の口をさっぱりさせてくれていることの要因でしょう。
微発泡性のワインは炭酸ガスがワインを守るため、劣化がしにくいのですが2日目の様子を見てみます。
茉莉花〈ジャスミン茶割・JJ〉
2024年4月9日発売と公式HPにはありましたが、すでにコンビニに並んでいたので購入。JJはジャスミン焼酎のジャスミン茶割り、という意味だそうです。
これまたイメージ通りのお味。ジャスミン茶のお酒って感じでこの手のお酒としてはs炭酸が入っていないのは、嬉しい人もいるかもしれません。
豚キムチ合いそうなお酒としてビール、日本酒、マッコリなどがあるのかな、と思ってましたがこれは中々いい組み合わせです。口の中がさっぱりしますね。
近年伸びているジャスミン茶ですが、これはありそうで無かった(?)のでいいかもしれません。アルコール度数も4%と「酒臭くはないけど、ちょっとお酒を飲んだ気になる」という絶妙なところです。
中華料理屋でしかジャスミン茶なんて飲まない私ですが、好意的な印象です。唯一ケチをつけるなら万人向けを意識するあまり、飲みごたえがありません。酒精は前述のとおりですし香りもほどほどです。しっかりとお酒を飲みたい方は茉莉花をロックで飲んだ方がいいかもしれません。
コドルニウ ラ ロスカ ブリュット
- 生産国:スペイン
- 生産者:コドルニウ(コドーニュ)
- 輸入元:日本酒類販売
- ブドウ品種:パレリャーダ、チャレロ、マカベオ
業務用専用らしいのですがそこらで売ってるカヴァ。確かに業務用では非常によく売れているカヴァです。
カニカマを白だしで味付けした衣をつけただけで100円程度のおかずがちょっと贅沢な味になります。
ラ ロスカはカヴァとしてはかなり手ごろな800円程度。あまり期待もしていなかったのですが特に否定的になるような要素がありません。泡立ちもしっかりしており、フレッシュは青りんごのような香りもします。
価格を考えれば十分頑張っているブランドでしょう。何より大量生産してこれだけの品質を維持できているのは流石スペイン国内のNo.1カヴァ生産者です。国内で支持されている会社ってことですからね。
飲食店で大変人気が高いのもうなずけます。変なクセや際立った個性は無く、大抵の人が「そうそう、これこれ」って言うような安心感のある味です。1200円クラスのカヴァと比べても遜色ないでしょう。
晩酌用に1本冷蔵庫に冷えていると特に夏場は重宝しそうな1本です。
ほろよい クリームソーダサワーメロン
- 生産者:サントリー
saito0701.hatenablog.comこちらと同時発売のクリームソーダ味のRTD。元々ほろよいはこだわりを主張しないリキュールですが、これもまた見事に普通のクリームソーダ味です。味のコメントのしようがありません。
この4月からサントリーの山崎や響は大幅な値上げです。値上げしなくても物が無いのでどうでもいいのですが、値上げしてもまだ海外の方が高く売れるのでしょう。もうこの辺の数に限りがある商品は日本市場を見放していますね。
ヨーロッパも移民で荒れてますし、平和なだけマシなんでしょうか。今のところは、ですが。
ナチュラル オーガニック ワイン ソーヴィニヨンブラン 缶
- 生産国:スペイン
- 加工者:モンデ酒造
- 販売者:三菱食品
- ブドウ品種:ソーヴィニヨンブラン
saito0701.hatenablog.comこれの白です。
赤は勝手に勘違いしてワインテイストのアルコールドリンクだと思い、料理も用意せず開けて失敗したので、白はちゃんと食事と合わせてみます。
食事と言ってもこんなのですが。
連休中に出かけていたので、家に食材が無くサラダも無しのカルボナーラ。
賞味期限切れのベーコンがあったのでこの機会に使いきってみたらちょっと美味しそうな絵面にはなりました。
ソーヴィニヨンブランは高く華やかな香りと綺麗な酸味を持ったものが比較的多い印象を受けますが、土地によって大きく香味が異なります。ロワールのプイィ フュメはシレックスというケイ酸(火打石の成分)を多く含む土壌から、独特の煙のような香ばしさを持ったワインが生まれますし、ニュージーランドのマールボロなどでは非常にクリーンでさわやかな酸味を持ったワインが作られています。
こちらは原料がスペインで果実味が豊かで酸味が穏やかです。ワインを飲みなれている人にはやや物足りないという方もいるかもしれませんが、これはこれで飲みやすいですね。薄いわけでは無いですし価格を考えれば十分頑張っているワインだと思います。
通常のボトルのワインは1杯飲みたいというときは不向きですし、3Lのバッグインボックスは1日1杯~というスタイルにはいいのですがヘビーユーザー向けです。ライトユーザーがちょっとワインを飲みたい、と言うときにはこれはベストな選択肢かもしれません。