酒屋の宅飲み

酒屋に勤めるサラリーマンが自宅で飲むお酒のご紹介

サッポロ エビス

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サッポロ エビス

言わずと知れたプレミアムビール。東京の恵比寿に由来しています。今現在もプレミアムビールに限った人気で見れば1位かと思いきや、2008年にサントリープレミアムモルツに抜かれています。

 

エビスがどうこうというよりサントリーが凄すぎです。2002年に酒類業界に入ったのですが、その当時はアサヒの富士山(2007年に終売し、2021年4月6日よりイオンで数量限定で再販)よりマイナーなプレモルがここまで来るとは想像できませんでした。これというのもビール事業の46年間の赤字を耐えきれる体力と体育会系らしい力業の販売力のなせる業です。46年です。始めた時の新入社員は赤字のまま現役引退するような年月です。

 

知人、お子さんをサントリーに就職させたい方は何かのスポーツの1本、長年させておくと好印象です。営業マンのほとんどがバリバリの体育会系で、とくに投げ出さずに長年同じスポーツをやってる方が多めです。妻もサントリーの子会社にいましたが水泳、ダンスを長年やっていたことが面接で好印象だったとか。

 

サッポロビールは2006年にはアメリカのスティールパートナーズに買収されるのでは?との状況に陥りましたが最終的には守りぬきました。というかサッポロが事前警告型買収防衛策を導入していたため、スティールは表向き友好的に買収をしかけてるくせに経営陣との折り合いが悪すぎです。「大阪工場閉鎖は我々の提案」と言う一方で経営陣から「その証拠はない!」と言われたり「エビスブランドは売却してはいかがか?」とよかれと思って逆鱗に触れたり笑顔で煽りすぎです(下っ端がニュースを見ていただけの感想)

 

そんなエビスですが、売上ランキングではプレモルの後塵を拝することになってなお、プレミアムビールとしては印象がいいようで、ネットのアンケートレベルでは1位となっているものが多いようです。じゃあ買ってくれってのがメーカー側の心の声でしょう。

 

今現在、エビスをどう宣伝しているか知りませんが、私が見ていたTVCMでは特に冬に鍋などの味わいの濃い、重いものと合わせるイメージで宣伝していた印象です。

 

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多分、もっといい物と合わせてほしいのかもしれませんが、豚キムチにも負けない濃いビールであることは確かです。豚キムチはどんなダメな肉でも同じ味になるし、ご飯がたくさん食べられるので貧乏な学生のころからよく食べていました。

 

ビールにも大きく分けて二種類あり、食事を美味しくするタイプ(スーパードライなど)とビールそのものが主役になるタイプ(エビス、プレモルなど)があると思ってます。ウチの上司はのど越し重視で「エビスは重い」という感想ですが私は好きです。この辺は好みですね。

 

男梅サワー、ネクターサワー、レモンザリッチ、エビスビールなど個人的に刺さる商品をリリースしているビールメーカー四天王最弱のサッポロには頑張ってほしいものです。