酒屋の宅飲み

酒屋に勤めるサラリーマンが自宅で飲むお酒のレビュー

麒麟百年 極み檸檬サワー

麒麟百年 極み檸檬サワー

最近は商品にパーフェクトだの極みだの強い言葉を付けるのが主流なんでしょうか?持論ですが子供が自分のネット上でのキャラやアバターに神だの最強だの五条悟だのリヴァイだのつけたがるのは強くなりたいからでしょう。つまり自分が強くないと言わないだけで理解はしているんです。

 

子供ならかわいいものですが大人が商品名に「美味しい」とか付けちゃうのは何かと比べて美味しくないと言っているようなもので感心しません。まして極みだの完璧だの以ての外。それ以上の自社の商品の発展は無いと言ってしまっているようなものですが言葉の意味を理解しているんでしょうか?

 

saito0701.hatenablog.comキリンビールの悪い癖はこのブログで記載しましたが、それがまた顔をのぞかせてしまっています。端的に言えばこだわりが前に出過ぎて消費者置いてきぼり。望む物より作りたいものを作った商品。こだわりの少量生産品ならその方がいいのでしょうが、これは数売ってナンボのRTDです。

 

読者の方からすればそれこそどうでもいい私の持論が長くなりましたが問題は味です。

レモンサワーが一番おいしく飲めると考えている唐揚げを自宅で作り飲んでみました。

 

言うだけあって美味しい。少し白濁した色もレモンジュースをふんだんに使いました感があり好みです。一口目だけで比べたらレモンチューハイの中ではトップかもしれません。少し甘めなのは好みが分かれそうですね。甘いためにレモンの風味がしっかりしている一方で飲みやすく仕上がっています。

 

食事と楽しみ続けようと思うと、わずかに甘すぎるというのが個人的な感想です。ただ、これは糖類無添加の本搾り愛好家私の感想ですので、これくらい甘い方がいいという方も間違いなくいると思います。

 

私が推している本搾りも言ってしまえば「果汁とアルコール、炭酸のみで美味しいチューハイを作りたい」という熱烈なこだわりの結果生まれたチューハイなのでこだわりを全否定するつもりはありません。しかしこだわりが独走すると残念な結果になることは特にキリンビールはよくわかっているはずです。今後もいい商品を期待しています。