酒屋の宅飲み

酒屋に勤めるサラリーマンが自宅で飲むお酒のレビュー

青島(チンタオ)ビール

青島(チンタオ)ビール

中国ビールのシェア1位のビールで、メーカーは中国のビールメーカーとしては最古の一つ。

 

元々はドイツの投資家が1903年に興した日耳曼啤酒公司青島股份公司(ゲルマンビール株式会社 チンタオビール株式会社)。そのためドイツのビール醸造技術を採用している。その後大日本麦酒アサヒビールサッポロビールの前身)が経営権を取得し、1945年の日本の敗戦で中国に接収され中国国営企業になり、1993年に民営化。股份有限公司で株式会社の意味。

 

小難しい話より味ですね。非常にさっぱりとしておりすいすい飲めます。とは言え水っぽいとも違う見事なバランスです。世界中で人気が高いのも頷けます。これと比べるとスーパードライは辛口ですし、一番搾りは若干飲みごたえがあるといった印象です。中華料理屋の定番であり、バリエーション豊かな中華料理であろうとも無理なく合わせられる味でしょう。

いじわる、というワケではありませんが、カツオのたたき(ニンニク、味ぽんマシマシ)と合わせても味がおかしなことになることはありませんでした。流石に日本酒の方がいいな、とはおもいましたが。

 

売れているのは知ってましたが実は飲んだこと無いビールでした。おおよそ想像した通りのあっさりした味わいのビールに輸入ビールらしくクラフトビール並みのコストを払いたくなかったからです。

 

とは言えこれはこれでアリですね。私は比較的濃いビールを1本飲んだらあとはウィスキーやブランデーなどに行くタイプですが、2杯目もビールならこれは選択肢の一つになります。