酒屋の宅飲み

酒屋に勤めるサラリーマンが自宅で飲むお酒のレビュー

ヒューガルデン ゼロ

ヒューガルデン ゼロ
  • 生産国:韓国
  • 輸入元:アンハイザーブッシュインベブ

ベルギーの有名なホワイトビールである、ヒューガルデンのノンアルコールバージョン。厳密にはアルコール度数は0.05°ですが、日本の表記上は0.0で問題ありません。

 

価格的には120円前後ですので、国内の有名メーカーのノンアルコールビールとさほど変わりません。輸入ビールはやや高額ですからそのブランドのノンアルでオールフリーなどと同程度の価格と考えると安くも感じます。

 

世界的にノンアルコール飲料の需要は高まっており、お酒を楽しむような華やかな雰囲気で飲めない人や飲みたくない人が一緒に飲んでも楽しめるとか、単純に清涼飲料には無い刺激的な味が楽しめるとか、高齢化に伴い医者からお酒を止められているが気分だけでも楽しみたいとか色々な理由があるのでしょうが、私は休肝日に開けてみました。

 

近年大分改善されてきましたが、この手のノンアルコールビールは泡立ちが悪い物が多い中、これは通常のビールに引けを取らない泡立ちです。ちょっと驚き。

 

その泡もキメ細かい、とは言い難い物の決して荒くもありません。

 

味はクセがあります。オレンジピールを使っているとはいえ、かなりオレンジの香味が強く、また甘さもあります。原料に液糖とありますからそれに由来するのでしょう。ヒューガルデンのノンアルというよりフルーツビールのノンアルを飲んでるような気分です。

 

個人的にはかなり好みの味ですが、うかつに他人に薦められない個性的なノンアルコールビールです。しかも個性が強いので私も1杯で満足しました。2杯、3杯と飲みたい味でもありません。質はいいと思いますが飲み手を選ぶと思います。