酒屋の宅飲み

酒屋に勤めるサラリーマンが自宅で飲むお酒のレビュー

センダ モレナ ブリュット(2日目)

saito0701.hatenablog.comこれの2日目。

 

スパークリングワインは炭酸ガスで守られているため、2日目程度では炭酸が弱くなるくらいで、スティルワイン(泡の無い普通のワイン)に比べれば酸化されず、味そのものは大きく変わりません。それはこんな600円程度のスパークリングワインでも同様です。

 

高価格のシャンパンにとって泡は飾りであって、酒質そのものを楽しむべきと思ってますから抜栓直後としばらく置いて落ち着いてからの味の変化を比べてみるのもいいかもしれません。滅多にそんなシャンパンなど飲めませんが。

 

これはあっさりした味なので、フレッシュサラダでも問題なさそうです。安ワインには安ワインの飲み方、ふさわしい食卓があります。

 

twitterで芸能人格付けチェックが話題になってました。5000円のワインと100万円のワインのブラインドで見極められるかとかまだやってるんでしょうか?5000円のワインって外れを引く方が難しくなる価格ですが、これを安ワインとして扱うテレビとか感覚が違います。ワインを知らなければ「200倍も価格差があるのだから、テレビに出るような人なら分かるだろう」と思うかもしれません。違うのは分かるでしょうが、5000円のワインを美味しいと思っても何も不思議ではありません。

 

口に入るもので安いものと高いもので1000倍の差があるものはワインだけだと言います。100万円のワインは味だけでなく、希少性や評論家が高い評価を付けたかどうか、誰もが欲しいと思うかなどが価格に含まれてしまいますので、高い=美味しいでは無く、高い=「何かがすごい」に変ってしまいます。

 

でも、100万円のワイン飲んでみたいな。