酒屋の宅飲み

酒屋に勤めるサラリーマンが自宅で飲むお酒のレビュー

ハメッケンセラーズ エル パソ フリッツァンテ(2日目)

saito0701.hatenablog.com

これの2日目です。

2日目は思い切って(?)豚キムチ丼と合わせてみました。しかも生卵入れ。

 

豚キムチは今より金が無かった学生時代によく食べていました。キムチの何がいいって野菜が取れる上に安い食材が全部キムチ味になるところです。

 

妻の学生時代の同級生がインスタグラムで1万円生活にチャレンジしてましたが、タバコやコンビニでドリンクを買ってる時点でもうダメだと思いました。食費、雑費で月1万円ということは1日使えるのは300円以内、つまり1食100円です。そう考えたときにタバコに500円使ったり自販機の飲み物に120円払うことがどれほど重いものかを知るうえでいい企画だったであろうに、途中でうやむやにしてました。

 

私は学生時代、チルドのうどん(1玉30円)と生卵(1個10円)で余裕で100円切ってましたが、いくら若くてもこんな食事では体を壊すと思い、豚キムチはちょいちょい食べてました。

 

どうでもいい話が長くなりましたが、基本的にキムチとスパークリングワインの組み合わせはグルメではありませんが悪くありません。キムチの辛さを泡が爽やかに消し去ります。何とかの雫とかいうワイン漫画でシャンパンのブラン ド ブラン(シャルドネ100%で作るスパークリングワイン。シャンパンだと5000円以上は普通)とキムチが合う、辛さが口の中からさっと消える、炎のマジックとか紹介されましが、同じ現象はこの1000円のフリッツァンテでも感じ取れます。そもそもペアリングの基本は食事とワインの質を合わせるところが大事です。それを考えると大衆食のキムチと高級スパークリングの代名詞のシャンパンは論外です。

 

やはり2日目でも泡がワインの酸化を防ぐのか香味に劣化はさほど感じません。しかし抜栓から2日以内に飲むべきワインだと思います。