酒屋の宅飲み

酒屋に勤めるサラリーマンが自宅で飲むお酒のレビュー

エラスリス マックス レゼルヴァ ピノノワール(2日目)

saito0701.hatenablog.comこれの2日目。

 

ハードルが高すぎたせいか期待外れだったため2日目を記述するつもりがなかった結果こんな画像になってしまいました。

 

この日は普通に家で食事をしたのですが、夕食が子供のために作ったものの余り物だったため流石にワインを合わせる気にもならず、結局食後に妻とアニメを観るときにお菓子、おつまみチーズと一緒にグラスすら用意せず、直接飲んで消化しようとした結果がこの画像です。

 

それでもブログ化したのは美味しかったからです。

 

抜栓後、冷蔵庫で一晩おいたのが良かった、というワケでは無さそうです。どうも先日の牛すね肉のワイン煮込みより、おつまみチーズと相性が良かったのかもしれません。

 

味が分かりやすすぎるタイプのワインによく見られる特徴ですが、食卓に馴染むのではなく、ワインばかりが主張してそのワインを生かすようなおつまみ程度の物で楽しんだ方がいいようなワインも中にはあります。カリフォルニアのカベルネやオーストラリアのシラーズなどに感じるときがあります。

 

一方で旧世界と言われるフランス、イタリアなどのワインは全体のバランスが良く、あくまでも食事とワインを共に高めあうような味を目指している生産者が多い印象があります。もちろん、どちらにも例外はたくさんあり、旧世界でもパンチの効いたワインもあれば、オーストラリアでも繊細な酸を持った見事なワインはたくさんあります。

 

そういった意味ではこのエラスリスのピノノワールは日常の食卓で楽しむワインと言うよりはワインを主役に見立て、このワインを引き立たせるようなおつまみを選んだ方がいいワインだったのかもしれません。

 

世界トップクラスのワイナリーだのと前情報に意識しすぎて構えてしまっていたのかもしれません。もっと素直にワインに向かい合うべきでした。