saito0701.hatenablog.comこれの山廃純米版です。純米大吟醸も口に合いましたが、こちらも山廃ゆえか厚みをもった飲みごたえのあるタイプ。桂月のHPにはホテルニューオータニのシェフソムリエの方のコメントが掲載されており、合わせたい料理としてスペアリブの煮込みや鉄板焼きなど、かなり味が強く質の高い料理が並んでおりました、それも納得の日本酒です。ふくよかで複雑な味わいで、味付けの濃い肉料理とでも問題ないと思います。
やたらと短い秋が終わりそうな気配があったので鮭のホイル焼きと合わせましたが、これも十分合います。先ほどのシェフソムリエの方のコメントはさすがと思わせるものがありました。
最近はあまり見られなくなりましたがワインを紹介するインポーターの「このワインにお勧めの料理欄」に鴨のコンフィ、ジビエ、ブフ・ブリギニョンとフレンチの定番である一方、まず一般的には日本の食卓にのぼらない料理との提案をよく見かけました。レストランでソムリエが提案するのはいいんです。しかし、普通は食べないであろう料理とのペアリングを提案することで「このワインを買ってみよう」と思う人がいるわけがありません。
当たり前の話ですが、日本酒は日本の食卓にのぼる大概のものと良く合うので安心感がありますね。特に魚卵や塩辛などは日本酒の独壇場でしょう。