酒屋の宅飲み

酒屋に勤めるサラリーマンが自宅で飲むお酒のレビュー

ギガル コート デュ ローヌ ロゼ

ギガル コート デュ ローヌ ロゼ
  • 生産国:フランス/コート デュ ローヌ地方
  • 生産者:E.ギガル
  • 輸入元:ラック コーポレーション
  • ブドウ品種:グルナッシュ、サンソー、シラー

ローヌ地方はフランス国内でボルドーに続く第二位の生産量を誇る一大ワイン産地です。そのローヌで規模、質ともにトップクラスの生産者がこのギガルです。味わいはいずれも奇をてらう事のない王道を行くものでローヌの特徴を知りたい方にもレストランにも勧められるものです。

 

赤が人気の地方ですが私のお勧めはロゼです。日本では人気が今一つなワインですがフランスでは合わせられる料理の幅の広さと食卓が華やかになることから人気のロゼ。その中でもしっかりとした味のロゼはローヌ地方のタヴェル ロゼです。

 

saito0701.hatenablog.comこのタヴェルは特に質のいいものですが、そうでなくとも日常的に開けるには2000~5000円程度のタヴェル ロゼは宅飲みには向きません。そこでこのコート デュ ローヌ ロゼです。

 

このロゼは価格は1500円前後。肉料理でもチキンサラダでも問題無く合います。

そんな力説をしたワインを開けたのは妻があまりもので作ったよく分からない炒め物です。しかも子供の相手をしながらだったため少し豚バラ肉が焦げてます。

 

しかし、料理をワインもまったく問題ありません。よく覚えてませんが余っていた何かのタレで味付けしたと言ってましたが濃いめの味付けにも拘わらずワインは生き生きと主張をしつつ、料理がぼやけることもありません。理想的な食中酒です。

しかもボトルの内側が加工されており、減っていくとちょっとした模様が楽しめますので、ワイン会などでも面白いかもしれません。

 

ワインの色調はロゼ(バラ色)というよりはオレンジですね。春の食卓を華やかに彩りたいのならプロヴァンス ロゼなどがいいかもしれません。

 

ロゼは2日目の変化は乏しいものですが、どのみち飲み切れませんので半分残して様子を見ます。