酒屋の宅飲み

酒屋に勤めるサラリーマンが自宅で飲むお酒のレビュー

ほろよい いちごスパークリング

ほろよい いちごスパークリング

2022年12月6日に限定発売されたほろよいです。いちごの本来の旬は春から初夏ですが、クリスマス時期にケーキなどに赤くて華やかな物の需要が高まるため温室栽培されたものが冬にも出回ります。先日いつもと同じ八百屋で1パック買いましたが、やはり初夏のイチゴの方が美味しい気がします。

 

色はこんな感じで程よい赤。色を見せるんだったらもっといいグラスに注ぐべきでしたが、このスタンレーのタンブラーは350mlの飲料を飲むには非常に使い勝手がいいのです。

 

決して割れないし、すり切りで470mlという容量のため缶チューハイに氷を少量入れるにしても缶ビールを注いでも泡まで含めてちょうどいいサイズ感。そして抜群の保冷性能。私のペースで缶のままビールを飲んでいると最後の一口はかなりぬるくなってしまいますが、開けてすぐこのタンブラーに注げば最後の一口まで冷たいままです。

 

宅飲みのいいところの一つに自分好みの酒器が使えるというところもありますし、今度お気に入りの酒器をアップしてみます。

 

ほろよいのお味はこれまたイメージ通り甘酸っぱいいちごの魅力を余すところなく表現できており申し分ない味です。ごくわずかですがいちごもちゃんと使っているようですし。ほろよいで外したことは無いですね。発売されたのが2009年というから中々のロングセラー商品です。

 

サントリーは個人的にあまり好きではないメーカーですが、ブランドを次々リリースして育てる努力をする一方でダメなブランドはキッチリ見切りを付けて改廃していきます。「あんなに投資したからもうちょっと頑張って売ってみよう」とダラダラと損切りできないメーカーとも違いますし、何を出しても「スーパードライ」のブランドから脱却できず、新しいブランドを作れない、育てられないメーカーとも違います。どことは言いませんが。サントリーはかなり販売戦略がしっかりしてますね。

 

酒屋の立場で言えば大手4社(サントリー、キリン、アサヒ、サッポロ)の力が拮抗してくれた方がいいので他社も頑張ってほしいもんです。