りんごジュースだし、青森何とか研究所で略して「あおけん」だと思ってたら、沿革を見ると「青年りんご研究会」として発足したようで、仮名も降ってますが「せいけん」です。
ストレートの果汁に糖も香料も添加せず、酸化防止剤としてビタミンCを加えただけのジュースです。濃縮還元とは異なり、ストレートのジュースは素直な果汁の美味しさを感じるものになるのですがやや高価になるのが常です。
大分知名度が上がったのでご存じの方も多いでしょうが「葉とらずりんご」とは、品種によりますが通常りんごは木に実が成っている収穫前のタイミングで葉っぱを取り除き、日光がりんごに当たるようにします。こうすることによって一般的に知られるような真っ赤な色になるのですが、葉とらずりんごは文字通り葉っぱを取らず、光合成によって得られる養分を最後まで実に回すのが目的です。
その代償としてりんごの色はまだら模様となり、この仕組みを知らない人からすれば出来損ないのような見た目になってしまいますが、味はとてもいい物が出来上がります。
当然ジュースにしてしまえばそんなデメリットも無く、濃厚な果実味が楽しめるわけです。
りんごに限らず質のいいジュースは大抵瓶に入っており、さらに価格が上がるものですがこちらは紙パックに入ってますので500円前後です。通販だと送料がかかる、もしくは最初から乗っているのでもうちょっとするかもしれませんが、瓶のジュースよりは安く済みます。
ウチの子供二人も野菜ジュースやフルーツジュースは大好きですが、とりわけこれが一番進みがいいです。高いのでたまにしか買ってませんが。それにこんな歳でいい物を覚えてしまうと後が面倒です。
実家に行くときに両親が子供たちのために小岩井 純粋りんご(チリや南アフリカ産りんご果汁20%)を用意しており、飲ませたところ長男は二口飲んでもういらないと拒否しました。生意気です。下の娘は喜んで飲んでました。
思い返せば長男は乳児のころから古くなった母乳は飲まず、少しだけ母乳を絞り古い物を出してからでないとおっぱいに吸い付かないという時がありました。生まれたころから飲み物にこだわりが強いのは父譲りかもしれません。
質は申し分ないりんごジュースですが、通販で購入すると送料が気になりますのでスーパーなどで見かけたときは是非試してください。