酒屋の宅飲み

酒屋に勤めるサラリーマンが自宅で飲むお酒のレビュー

ゴランハイツ ワイナリー ヤルデン ピノノワール 2019(2日目)

saito0701.hatenablog.comこれの2日目です。

 

豚ロースは3枚入りだったのでこうなりました。

 

かなり質のいいピノノワールだったので、2日目はまた違った表情を見せるかと期待してましたが、正直そこまででもありません。2日目で劇的に変わったワインは直近で記憶にあったのはフィリップ シャルロパンのブルゴーニュ コート ドール ルージュです。初日は「アンリ ジャイエの弟子と期待しすぎたかな?」と思うような固い印象で正直美味しいとは思えなかったのですが、2日目では少し冷えた状態から飲み始めて、室温に戻るにつれどんどん香りが開いていったのが驚きでした。

そういった意味ではレストランで使いやすいのはヤルデンでしょう。デキャンタージュしてゆっくりゆっくり飲まないと真価を発揮しないワインより、抜栓した直後~1時間程度がピークのワインの方がお客さんにも喜んでもらえるんじゃないでしょうか?

 

しかし、特徴がヨーロッパ的で高品質なピノノワールがまさかイスラエルにあるとは思ってもいませんでした。ヤルデンは少々宅飲みには高すぎますが、様々な有名産地が値上がりを続けるワイン、ウィスキーを手ごろに美味しく飲み続けるには視野を広げるべきと人には話していてもここまで実感したワインは久しぶりです。