酒屋の宅飲み

酒屋に勤めるサラリーマンが自宅で飲むお酒のご紹介

エラスリス オバリュ パヌール カルメネール

エラスリス オバリュ パヌール カルメネール
  • 生産国:チリ
  • 生産者:エラスリス オバリュ
  • 輸入元:モトックス
  • ブドウ品種:カルメネール

エラスリス オバリュはモトックスが輸入する

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バルディビエソ同様コスパの高いチリの生産者との扱いですが、先に書いてしまうとバルディビエソには大きく劣る印象です。ちなみに

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チリ最高峰とも言われるこちらのエラスリスとは全く関係がありません。エラスリスはアコンカグア ヴァレーの生産者で、エラスリス オバリュはセントラル ヴァレーの生産者です。

 

こちらのカルメネールというブドウ品種はフランスのボルドー地方原産のブドウ品種ですが、受粉の時期に気温が低いと花振るいという結実せずに花が落ちてしまう現象を起こしたり、熟すのが遅いという特徴がありボルドーでは真価を発揮することなく忘れ去られていきました。そんなカルメネールはフランスからチリに苗木が持ち込まれ、150年以上メルローと勘違いされ育てられており、1994年にDNA鑑定によって確認されました。

ある程度お年を召したワインファンなら「チリのメルローは青臭い」と言われていた時代をご存じかもしれません。それもそのはずで、早熟のメルローと晩熟のカルメネールを一緒に収穫してしまえば、未熟なカルメネールらしいピーマンのような青臭い香りが顕著に出てしまいます。しかし、カルメネールは乾燥した温暖な気候でしっかり熟すと濃厚な色調と味わいが出てきます。チリに最適な品種だったのです。品種名のカルミネとは(Carmine)が真紅色のという意味です。

 

濃い赤好き必見とも言えるカルメネールですが、こちらはオススメしません。

チキンにチーズをかけてグリルした、かなり濃い赤向けの料理を合わせましたがなんとも微妙です。もっと熟させてから収穫するか、ファレルニアのカルメネール グランレセルバというワインのようにブドウの実を樹に成らせたまま乾燥させるといったひと手間加えるといいのかもしれません。正直カルメネールの個性を発揮させた銘柄とは感じません。まずくは無いという程度です。

 

ラベル不良品をいただいたのですが、お金を払ってないせいか辛口評価です。2日目に期待できそうな印象では無いので割愛。