クリスチャン ドルーアン クール ド リヨン セレクション
中規模家族経営のカルヴァドス生産者であるクリスチャン ドルーアンのスタンダード品。銘柄の「クール ド リヨン」は獅子の心、ライオンハートって意味ですね。ありふれた名前のせいか同名のカマンベールチーズのブランドもあります。共にノルマンディー地方の名産品です。ですからカマンベールとリンゴは良く合います。多分、カルヴァドスとも合うでしょうから今度試してみようかな。
淡いゴールドの色調から想像できるようなドライな味わい。熟成感が無い分リンゴのフレッシュさを感じる、ということもありません。カルヴァドス界のスーパードライって印象です。
新潟の日本酒も淡麗辛口で、日本酒の経験が浅い私個人の感想としてはあまり口に合わないのですが日本酒通が唸る銘酒が多いのもまた事実です。クール ド リヨンと先日の
saito0701.hatenablog.comこちらを主観で比べればモランですが、あくまでも好みの問題でしょう。質が悪いという印象は受けません。すっきり辛口というだけでアルコール感が際立っていたり、作りが雑と言う印象は受けません。
このクリスチャン ドルーアンは古酒を多く保有していることでも有名との事で、いずれは長期熟成品も試してみたいものです。このさっぱりしたカルヴァドスが熟成によってどう変化していくのか興味深いですね。