酒屋の宅飲み

酒屋に勤めるサラリーマンが自宅で飲むお酒のレビュー

ヤッホーブルーイング インドの青鬼

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ヤッホーブルーイング インドの青鬼

saito0701.hatenablog.comこちらの記事で紹介したよなよなエールと同じ、クラフトビール最大手のヤッホーブルーイングが作るインディア・ペールエール(以下IPA)と呼ばれるタイプのエールです。元々は18世紀にイギリスからインドにビールを送る際に、その長旅に耐えられるようアルコール度数を高め、劣化しにくいようにホップを多く使った濃厚なタイプのビールです。

 

体感的にはクラフトビールブームと同時期かやや前からこのIPAは輸入ビールファンの間で火が付き、多くのビールメーカーがやたらとIPAをリリースしていたことを思い出します。

 

上述の通り濃厚な味わいは日本でおなじみのピルスナータイプのさっぱりしたビールとは対照的に強く濃厚な味わいが特徴です。好みがはっきりするビールでしょう。

 

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裏には主にIPAの説明が書かれています。

インドの青鬼と言う、印象的なこのネーミングは

 

「インド」がIPAの歴史と紐づくのはご理解いただけただろう。では「青鬼」は?青はホップの青々しさ、鬼は驚愕の苦みを表すシンボルだ。苦みが強くアルコール度数も高いのに、一度飲むとまた欲しくなる魔の味のビール。そんな謎めいた雰囲気を、この名前で表現している。(公式HPより)

 

との事。凝ったネーミングですね。

 

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エールはフィッシュアンドチップスの要領でこういう揚げ物と合わせたくなるのは私だけではないはずです。ピルスナーで口の中をさっぱりさせるのはいいんですけど、ビールの味が分かりにくくなってしまいます。その点、こういう濃いめのエールなら揚げ物にも負けません。

 

公式HPを眺めていると同社がリリースしているクラフトビール各種に合わせて専用のグラスを出しているようです。こういうちょっといいビールは専用のグラスで飲むと気分が上がりますが、ウチはこれ以上グラス類を増やせません。