酒屋の宅飲み

酒屋に勤めるサラリーマンが自宅で飲むお酒のご紹介

カペル ヴィニョス ラ ガイア ブランコ

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カペル ヴィニョス ラ ガイア ブランコ
  • 生産国:スペイン
  • 生産者:カペル ヴィニョス
  • 輸入元:ネスコジャパン
  • ブドウ品種:アイレン

saito0701.hatenablog.com先日飲んだコイツの白です。新しい扉を開きました。

こんなにマズいワインがあるとは。

 

まず、安ワインにときどきある

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スクリューキャップ内のパッキンのような役割を果たしている中蓋が外れるなんて、この味の前では些細な問題です。

 

私はお酒の会社に勤めるものとして、美味しくないと思ってもマズいという表現は極力使わず、口に合わないと言います。嗜好品ですから私がマズいと思っても美味しいと感じる人がいるものですし、そんな人にとって自分が好きなお酒をマズいと言われていい気がするはずありません。

 

でも、これはマズいです。「こんなワインがあるのか」と思い知りました。初めてオレンジワインを飲んだ時のような感想です。初めてのオレンジワインはグラブネルのリボッラジャッラ アンフォラ(8000円ほどのイタリアのオレンジワイン。極めて高品質でこのタイプのワインとしては最高峰)ですから真逆の意味での驚きです。

 

赤同様、果実味がまるでなく、薄い酸があるだけです。近い飲み物はレモン水でしょうか?でも、レモン水の方が美味しいと思います。冷やす分、赤よりマシかもと思ったのが間違いでした。

 

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この日は妻の体調が悪く、夕食は冷凍食品のカツ丼。冷凍食品特有の味の濃さに駄ワインがさらに叩きのめされるという死体蹴りになってきました。仕事から疲れて帰ってきたら妻はさっさと床に就き、0歳の3歳の子供に面倒を見ながら食べる冷凍食品とダメワインになんとも物悲しい気分になりました。

 

飲んだことが無い方は一度は試す価値ありです。神奈川を中心に多数店舗があるドラッグストア、クリエイト各店で扱いがあります。これを飲めば普段、自分が飲んでいる酒がまぁまぁまともな飲み物だとありがたみを感じるでしょう。

 

最近ちょっと流行っているアウトドアは、近代的な生活から少しだけ離れて自然と「不便さ」を楽しむ趣味です。私はたまに登山をしますがイスのありがたみを感じます。地面に座ると汚れは気になりませんが立ち上がるのが大変です。お湯を沸かすにも登山用ガスバーナーは高価な割にお湯を沸かすのに電気ケトルよりはるかに時間がかかります。山から帰るとエアコンで温度管理された室内、清潔なトイレ、お風呂、重い荷物を背負わないでも必要な物がそこにある棚などのありがたみに気が付きます。

 

自分が安酒と思ってる酒が実は作ってる人たちは限られた予算の中で一生懸命作ってるお酒なのだと再発見するのにいい1本です。