酒屋の宅飲み

酒屋に勤めるサラリーマンが自宅で飲むお酒のご紹介

ヴァッレ レアレ モンテプルチアーノ ダブルッツォ 2019(2日目)

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ワインから料理まで同じ2日目。豚肉の西京焼きはお徳用だったので夫婦そろって同じ夕食です。

 

ワインをできるだけ翌日も同じ味わいで楽しみたい方はバキュバンのようなできるだけ瓶の中の空気を抜ける栓がいいのでしょうが、私は2日目の様子を見たいので、ただの栓を使い、冷蔵庫で保管。翌日飲む前に少し室温に戻します。

 

ブルゴーニュの名門や固めのボルドー、カオールなどはこの保存方法で2日目の方が美味しかったりする一方で、大半の低価格のワインはやはり開けた直後が一番美味しいです。これから解禁となるボジョレーヌーヴォーなど2日目には非常に顕著に味が落ちます。

 

こちらのレアレは2日目にわずかに開いた部分もあれば、香りが少し弱くなったので差し引き2日目も悪くありません。でも、間違いなく抜栓後24時間が限界でしょう。

 

ちょうどインポーターの方と話をする機会があったのでこのワインがあまり店頭に並んでいるのを見たことが無く、どこに良く出荷されているのか聞いてみたところ

「正直に言うと(在庫が)ダブついてます」との事。私は好きですが、ラベル、味ともに価格に対してインパクトに欠けるのでしょう。対極にあたる売れてるモンテプルチアーノとして

ファルネーゼのカサーレヴェッキオがあります。設定上、価格はレアレとあまり変わりませんが、販売量が違いすぎるためか実勢価格はカサーレヴェッキオの方が安いですね。どこででも売ってる分、安くしないと売れません。

 

同じモンテプルチアーノダブルッツォですが、味わいで比較するのは無理があるワインです。同じ価格だからとスポーツカーとファミリーカーを比べるようなものです。そもそも方向性が違うのですから。

 

カサーレヴェッキオは強いインパクトのある飲み口ですが、余韻は決して長くありません。濃くは感じますがすいすい飲めてしまいます。酸味が穏やかだからでしょう。ですから、「自分が主役」というタイプのワインです。

 

レアレはあくまでも食中酒向きの味です。強くも弱くもなく、たいていの料理に無難に合わせられる芯の強さを持ちます。かといって、料理を差し置いて主張するようなワインでもありません。

 

嗜好品ですから、最終的には好みになります。私はどちらも好きです。要は使い分けというところです。走りが好きならスポーツカーでしょうし、家族でお出かけならファミリーカーです。