酒屋の宅飲み

酒屋に勤めるサラリーマンが自宅で飲むお酒のレビュー

ジョージ ディッケル No.12

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ジョージ ディッケル No.12

テネシーウィスキー=ジャック・ダニエルのようになってますが他にもこんなテネシーウィスキーがあります。こちらはNo.12ですが、黒っぽいラベルのNo.8もあります。国内の通販会社ではあまり説明されていませんが、No.8をクラシック、No.12をスペリオールと称していますね。どちらも並行品で細々と流通していますが、No.8のほうが並行業者のリストに掲載されない時が多いです(ややレア)

 

アルコール度数は45度と程よく強め、ジャックほどではないにしても甘い香りはあるがジャックには無い複雑なスモーキーな香味を持ち合わせています。表記はありませんが長期熟成とは言わないものの、決して短い熟成期間ではないかと思います。

 

価格にせよ味わいにせよ手に入りやすさにせよジャックダニエルよりマニア好みな傾向がありますが、この絶妙なバランスは倍近い価格を出す価値はあるでしょう。近年様々なお酒のラベル、ボトルデザインがモダンになりつつある中で、西部劇にでも出てきそうなこのラベルは個人的には好きですね。

 

バックラベルを見るとCACADE HOLLOWというビジターセンターの情報が書かれていました。御多分に漏れず、コロナでツアーは行ってないみたいですが、予約すれば試飲はできそうです。また、日本ではお目にかかったことがない「ボトルインボンド」と「シングルバレル」があるようです。特にコレのシングルバレルは試してみたいものです。