酒屋の宅飲み

酒屋に勤めるサラリーマンが自宅で飲むお酒のレビュー

サッポロ クラシック

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サッポロ クラシック

はっきりと「北海道限定」と書いてある割には北海道以外でも北海道物産フェアなどでは見かけるビール。一応、メーカーの営業の方に確認したところ本州などでの販売不可の商品ではないものの北海道関係のイベントなど、何か理由が無い限り出荷不可の商品とのこと。

 

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これは妻がどうしてもゴールデンカムイコラボのこのビールが欲しいということでAmazonで購入。ゴールデンカムイは「なかなかすごい漫画が現れた」とは思っていたのですがここまで売れるようになるとは思ってませんでした。妻はこの尾形が大のお気に入り。作者の野田サトル氏のコレの前の作品「スピナマラダ!」は画力こそ独特な迫力はあるものの特別な漫画には見えなかったものですがゴールデンカムイはすごいですね。

 

個人的に漫画を評価するときは「画力」「キャラクター」「ストーリー」の3つの要素に分けそれぞれを見てみるのですが、ゴールデンカムイはどの要素も高いレベルでまとまってます。特にキャラクターの動かし方が秀逸です。キャラが物語の都合で動かされている感じが無く、それぞれが自身の意思で動いているかのようです。都合のいいタイミングで出てくる展開は燃えるのですが連発されるとウソ臭いですし、「このピンチに今までお前何してたの?」ってキャラがいるのもリアリティがありません。

 

例えば鬼滅の刃は好きですが細かいところは目をつぶらなければなりません。細かいところとは

  • 柱がいつ見ても暇そう
  • 岩柱一人で上弦4~6までは倒せそうなのに今まで会えなかったの?
  • そもそも警察機構や政府は何をしているのか

などなど。でもいいんです。面白いから。炭治郎は鬼すら憐れむことができる優しい心の持ち主というのが特徴の一つなのに、先日地上波初公開の無限列車編で、人間時代に誰一人守れなかった猗窩座に対して「煉獄さんは全員守りぬいたから煉獄さんの勝ち!」なんて罵るなんてお前は鬼かと思いました。

 

それはそうとサッポロクラシックです。黒ラベルやサッポロ ラガー(赤星)が好きな人にはオススメですが、一番搾りスーパードライが好みの方には少し苦い、重いと感じるかもしれません。

 

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やはり、しっかり目のビールにはジャーマンポテトがよく合います。